投稿者「百々爺」のアーカイブ

81番 源平争乱の世を生きた徳大寺実定 ほととぎす

81番に入りました。後、五分の一、20首です。 後徳大寺実定、時代はぐっと下って平家台頭の時代に生きた藤原貴族です。順番的には80番台後半が定位置だと思うのですが何故か早めに登場してます。平氏の台頭~源平の争乱をバックに … 続きを読む

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80番 崇徳院の母待賢門院に仕えた堀河 黒髪の乱れて今朝は

待賢門院堀河。璋子その人ではないものの待賢門院と来るとやはり崇徳院の生母璋子を思い浮かべます。崇徳院の激しい恋の歌(77番歌 瀬を早み)に呼応した何とも官能的な恋歌ではないでしょうか。こんな歌を詠んだ堀河。その人模様とも … 続きを読む

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79番 六条藤家の祖 顕輔 もれ出づる月の影のさやけさ

月を詠んだ歌の代表作の登場です。分かりやすいし覚えやすい。折しも晩秋、ぴったりです。藤原顕輔は俊成-定家の御子左家と相並ぶ六条藤家を確立した大歌人。どんな歌か、どんな人物か見ていきましょう。 79.秋風にたなびく雲の絶え … 続きを読む

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78番 源兼昌、源氏物語須磨の巻を詠む 淡路島~ 

前回(77番歌)崇徳院が讃岐の松山で浜千鳥を詠んだ後を受けてお隣の淡路島~須磨へと千鳥でつなげる。定家も考えたものです。そこは「もののまぎれ」のほとぼりを冷ますべく光源氏が身を潜めた場所。源氏物語「須磨」の巻が鮮やかに蘇 … 続きを読む

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77番 道真と並ぶ怨霊伝説 崇徳院 瀬を早み

背番号77と言えばV9巨人の川上哲治、そしてその川上を敬慕した星野仙一(中日・阪神・楽天で通算17年監督、全て背番号77)。そのダブルセブンを背負って登場が崇徳院。色んなお話がいっぱいで談話室は盛り上がることでしょう。 … 続きを読む

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76番 保元の乱へ 摂関家長者藤原忠通 わたの原

いよいよ保元の乱に入ります。76番歌は75藤原基俊から恨みの歌を贈られた藤原忠通。藤原摂関家の頭領であり保元の乱の当事者であります。時代は風雲急を告げ、おっとりしてた平安王朝から騒乱の時代へと入ります。摂関政治の末路を眺 … 続きを読む

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75番 源俊頼のライバル藤原基俊 あはれ今年の秋もいぬめり 

74番源俊頼の宿命のライバル藤原基俊。道長の曾孫ながら出世に恵まれず、歌人としても評判は宜しくない。でも勅撰集に100首以上も入選してる大歌人ですぞ。本当に嫌味な嫌われ者だったのか予断を排し考えてみたいと思います。 75 … 続きを読む

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74番 堀河歌壇の重鎮 源俊頼 憂かりける

百人一首に三代続けて入選した71源経信-74源俊頼-85俊恵法師の二代目。父経信が白河歌壇の重鎮なら源俊頼は堀河歌壇の重鎮。平家台頭直前、王朝末期の歌人で革新的な歌を詠み俊成-定家に影響を与えた重要人物のようです。 74 … 続きを読む

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73番 大江家の大学者 匡房 高砂の山桜

3カ月もお休みさせていただきました。気がつけばもう10月、秋もたけなわです。 徐々にペースを取り戻し、みなさまとの洒脱な会話を楽しんでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 大江と言えば学者家系。前半の23 … 続きを読む

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談話室 10月3日よりリオープンします。

長らくのご無沙汰申し訳ありませんでした。 婆もようやく普通の生活に戻り、爺の手助けもほぼ必要でなくなりました。 談話室、10月3日より再開します。73番大江匡房「高砂の~」です。6月末から休みましたのでほぼ3カ月ぶりとな … 続きを読む

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